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Amazonスポンサー広告とGoogle、Yahooリスティングの違いを解説。

更新日:2023年9月13日


 

「最近、Amazon広告の話をよく聞くけど、GoogleとYahooとどう違うのかな?」「興味があるけど始め方がわからないし、めんどくさそう」


今回のエントリーはそのような方に向けて、Amazonスポンサー広告(Amazon内のリスティング)とGoogle、Yahooリスティングの違いを中心にお話していきます。


実施する前提としてAmazonへ出品していることが条件となりますが、すでにAmazonでの販売を行っている方が本エントリーを読んでいただいた後に、「よし、Amazonスポンサー広告をやってみよう!」と一歩踏みだすきっかけになったらうれしい限りです。

目次:Amazonスポンサー広告とGoogle、Yahooリスティングの違いを解説。



 

1. Amazonスポンサー広告とはどこに掲載されるのか?

Amazonスポンサー広告には「スポンサーブランド」「スポンサーブランドビデオ」「スポンサープロダクト」「スポンサーディスプレイ」が存在し、そのうちGoogle、Yahooのリスティング同様検索連動型の広告は「スポンサーブランド」「スポンサーブランドビデオ」「スポンサープロダクト」となります。掲載枠は検索画面、商品詳細ページと複数にわたりますが今回はわかりやすい「検索画面」を例にしてお話しします。


スポンサーブランドは検索ボックス直下の最上部箇所がメイン、スポンサーブランドビデオは中段の動画掲載箇所、スポンサープロダクトはスポンサーブランド直下を含め商品が並んでいる中に掲載箇所が存在、スポンサーディスプレイは棚の左にバナー掲載といった形で配信されます。


もちろん、上部掲載はどこのブランドも狙っているため、競争が激化しますが、その分視認性も高く、Amazon内認知が高まる点やCTRが高まりDP(商品詳細ページ)への誘導が高まるなどのメリットがあります。Amazonは「検索されたKW」と「DP訪問」を連動して判断するため、ビッグワードが難しくても特定のKWで上部の掲載位置を獲得することは、Amazon内でのオーガニック掲載位置の確保にもつながります。



 

2. Amazonスポンサー広告とGoogle、Yahooリスティングの違いはなにか?

プラットフォームの画面自体が違えど、検索KWに対してページの上部を中心に掲載されるといった点では一見Google、Yahooのリスティングと同じように感じます。ただ、実は決定的に違う箇所がいくつもあります。

 

2-a.ユーザーの検索意図の違い

まず一つ目はAmazonとGoogle、Yahooでは検索する理由が異なる、という点です。


お酒のクラフトビールを例に挙げてみましょう。クラフトビールをネットで購入するまでにどのような検索を行うでしょうか?


まずはクラフトビールを知らない人はクラフトビールのことを調べるでしょう。「クラフトビールとは」「クラフトビール ビール 違い」「クラフトビール おいしい飲み方」などのKWで検索します。これは購入しようとしているのではなく、クラフトビールを知ろうとしてます。検索KWの分類としてはknowクエリと言って、〇〇を知りたいという意図から検索されるKWとなります。その後、「クラフトビール  おすすめ」でどんなブランドがあるか知り、各ブランドサイトへ行き情報収集するでしょう。


ここまではGoogle、Yahooで行われる検索行動です。


次に、情報を調べて「クラフトビールを買おう!」と決めたユーザーはどのような行動をとるでしょうか?Amazonや楽天で購入を前提とした「クラフトビール」「クラフトビール ブランド名」と検索し、レビューなどを見て購入を決めるでしょう。このような検索KWをbuyクエリといい、購入前提の検索行動と言えます。もちろんGoogle、Yahoo上でも同様の検索行動が起きる可能性はありますが、Amazonや楽天などのECモールではほぼすべてがこのbuyクエリになります。


つまり、Amazonや楽天ではすでに購入する意欲があるユーザーが検索する=購買行動が極めて起きやすいということなります。




 

2-b. 商品についたレビューがそのままコンテンツになる

GoogleやYahooでのリスティングの場合、クリックした先の受け皿となるLPを用意する必要がありますが、そのLPは基本的には自動更新されることはありません。一方、Amazonは広告クリックの先は商品詳細ページになるケースが多いでしょう。※一部ブランドページであるストアを設定することが可能。


仮にクラフトビールと検索し、Amazonの商品詳細ページを見てみてください。下の方にレビューがありますよね。ユーザーが投稿すると、商品詳細ページに自動的に反映されます。商品詳細ページがLPになる=レビューが増えれば自動的に、ユーザーの購買を後押しするコンテンツが増える、ということになるのです。ただし、低評価が増加するとマイナスの影響となるため、諸刃の剣でもあります。


また、Amazonのレビューはほぼ購入者が投稿しているため、「どこが気に入られて」「どこに不満を持っているのか?」について自社および競合のブランドの分析を行うことできます。


 

2-c. 競合ワードについての考え方

よくGoogle、Yahooリスティングで問題になるのが競合ブランド名への出稿です。機能として競合ブランドの指名ワードへの入札自体はできるものの、「商標登録しているワードには停止を指摘できる」「ブランド間、もしくは代理店間で紳士協定としてお互いの停止を依頼する」といったことがあり、基本的には競合ブランドのKWを入札することを良しとしてません。


一方、Amazonではこのようの取り締まりが行われず、競合ブランドのKWを購入し広告掲載することが可能です。先ほど、AmazonはGoogleやYahooよりも購入に近いユーザーが訪問すると述べましたが、広告を出していない場合せっかく購入意欲がたかまり、貴社ブランドを検索しても、競合ブランドの配信がされていて購買行動直前に競合にスイッチされるリスクが非常に高くなります。


Amazon外で行った認知施策もAmazon内でしっかりと対策してないと、購入ギリギリで競合ブランドに取られる可能性がありますので、ディフェンスの意味でもAmazonスポンサー広告は優先度が高い施策になるでしょう。



 

2-d. 広告がもたらすオーガニック検索位置への好影響

SEOという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますし、対策を行っている方もいるでしょう。Google、Yahooと同様AmazonにもSEOの概念があり、オーガニック掲載位置を少しでも向上させるのは、購買行動が起きやすいECモールでは売上に直結するより重要な施策と言えます。


先ほど述べたように、Google、Yahooはknowクエリが多いため、「ユーザーに有益な情報」と判断されたページがオーガニックの上位掲載を獲得します。一方、Amazonはもっとシンプルで、「検索KWに対して、より購入される可能性が高い」と判断された商品がオーガニックの上位掲載を獲得します。では、Amazonでは「より購入される可能性が高い」というのはどのように判断されるのでしょうか。


まずはGoogleやYahoo同様、商品詳細ページの中身となります。ユーザーが訪問したとして購入に至りやすいか=検索KWとの整合性が高いか?という点です。ここの考え方は大きく変わりません。


さらに重要なのが注文数が多いことです。これはすでに売れているとなるのでわかりやすいと思いますが、ポイントは売上や注文個数ではなく注文数ということです。つまり、一回の注文で5個買われるより、5回の注文で1個ずつ買われるほうが評価が高くなるということです。


そして最も重要なのが商品詳細ページへの訪問数(=GV)が多いという点です。これはAmazon内のSEOやランキングに大きな影響を及ぼします。仮に売上では競合商品に勝っていても、GVで負けている場合、Amazonの売れ筋ランキングでは競合ブランドのほうが高くオーガニック掲載位置も競合ブランドの商品が優遇される、なんてことは頻繁に起きます。


ここで重要なのがAmazonスポンサー広告を実施すると、意図したKWからの流入を増やすことができるという点です。直接的な購入はもちろん、オーガニック掲載の獲得にも寄与する点はAmazonスポンサー広告の優先度が高い理由の一つです。



 

3. 実は簡単!Amazonスポンサー広告を始めるときに必要な要素。

すでにベンダーもしくはセラーアカウントがあり、すでに出品をしているブランドは実は簡単に始めることができます。※出品自体初めての方も、簡単にできますので是非Amazonへの出品をご検討ください。


Google、Yahooでリスティングを始める際、何が必要でしょうか?アカウントを解説したのち、少なくとも「KW」「広告文」「LP」の三点を準備する必要があります。特にLPの制作には時間も費用もかかります。


一方Amazonスポンサー広告のメニューの一つ、スポンサープロダクトは「KW」「広告文」「LP」すべてなくても開始できます。もちろん運用精度を上げる場合は「KW」の設定やストアといったブランドページ作成が必須となりますが、まず開始するという点を最重要に考えた場合、実はGoogleやYahooより簡単に始められるのです。


先述のとおり「LP」は商品詳細ページになるため、改めて作成する必要はありません。また広告文も出品時の商品名が自動配信されるためこちらも不要。「KW」に至っては、Amazonが「商品に対して売れる」と判断するKWを自動生成してくれるAutoターゲティングという配信方法があります。


GoogleやYahooと比較し、設定自体も実は簡単なので「ちょっと難しそうかも」と思ってなかなか始められない方はぜひこの機会に試していただければと思います。


 

いかがだったでしょうか?今回はAmazonスポンサー広告の特性と、実は簡単に始められるといった点をGoogle、Yahooのリスティングと比較した形で述べていきました。本エントリーがAmazonスポンサー広告を始めるきっかけとなり、貴社ブランドの成長につながることを祈っております。




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